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ふさわしいVゾーンにふさわしいシャツを

あなたはシャツの襟に何種類もの形があるのをご存知ですか?また、たとえ種類があるのをご存知でも、それを意識して使い分けられているでしょうか?シャツの襟によっても、Vゾーンの印象は大きく変わってきます。次に、基本となるシャツの襟型をご紹介しましょう。Vゾーンが縦に長くなる2つボタンスーツの場合は、(1)レギュラーカラーのシャツがバランスよく合います。3つボタンスーツでは、Vゾーンはより狭くなりますので、(2)ワイドスプレッドカラーであれば、襟のバランスがとりやすいです。また、(3)セミワイドスプレッドカラーは比較的に万能です。スーツの襟の幅とネクタイの幅を合わせることも、バランスをとるには大切なポイントです。襟の帆が狭いスーツには同じく幅が狭いネクタイを合わせればすっきりとした印象になります。

何でも先取り傾向のファッション界

何でも先取り傾向のファッション界だから、残念だけど自分もそれに合わせて先取りしなければ、ちぐはぐな思いで季節の過ぎるのを待つことになってしまう。春になるかならないか、そんな時期にはやばやと夏服を用意しなければならない。夏だけのために存在する服を買うのなら、このときしがないのですもの。のんびりおっとり怠け者の私だけど、来年こそは頑張るぞ。中途半端な品ぞろえじゃなく、上下合わせられるもの、中に着るものなども考えて賢く買いたい。いつかあるブティックで見つけた夏用の革を編んだバッグ、ストローの上等なバッグ、欲しいと思って次に行ったらもう売り切れていた。残念なような良かったような、私の場合半分半分の気持ちだったけれど、残念だという気持ちが強いと心にシコリが残ってしまう。あれこれお店を見て回るのはお勧めだけど、決断力が要求される。思い切りの良い私は、諦めるのも買うのも早い。だからときどき大きな失敗をするのである。ま、これは性分で仕方ないかな。自分なりの計画が、思いもかけず素敵なものに出合うとバラバラと崩れる。よけいなものが増えて少なからずパニックになったりする。決断力の前には必ず「賢い」という言葉をつけたほうが良さそうです。

「スーツ」のシステム誕生

六六年の衣服改革において採用された革命的な服とは、いったいどのようなものであったのか。チャールズニ世による宣言があった翌日十月八日のピープスの日記には、こう書いてある。「それはヴェストというものらしい。どういうものかはわからないが、貴族に倹約を教える服になる」。そして十月十五日にチャールズ二世と側近は、実際に「新しい衣服」を着て登場するのであるが、それはピープスの表現によれば次のようなもの「身体の線に沿った、黒い司祭服のような丈の長いコートである。この黒地にピンキング(穴あけ)が施されて下の白いシルクが覗いている。この服の上にコートをまとっている。ブリーチズの脚には、鳩の脚のような黒いリボン飾りがたっぷりと施されている」。コートの下の「黒い司祭服のような丈の長いコート」、それこそが「ヴェスト」なのであった。ピープスはこれを「ペルシア風のゆったりした服」とも表現しているが、これは、今日的なあのヴェストとは似ても似つかぬ、丈の長い袖つきの服なのである(もともと「ヴェスト」には「衣服一般」の意もある)。現代のヴェスト(ウエストコート)のルーツを感じさせるのはその背中である。


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